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食に関して調べたことの記録 等

カラメル色素(4)ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)2011.7

続いて、ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)による食品に含まれる5-ヒドロキシメチルフルフラール(5-HMF)に関する評価書です。

ドイツ連邦リスク評価研究所は、連邦政府直轄の研究所のようですね。日本の食品安全委員会のようなものでしょう。どの国も政府と企業のズブズブが関係だったりしないでしょうかね? いや、仮にも人の命と健康預かってるんだし、さすがにちゃんとしてるよね……?

……と、ぶつぶつ戯事は置いといて。

 

この長い名前、5-ヒドロキシメチルフルフラール(5-HMF)、前の記事カラメル色素(3)で紹介した評価書の最後にぽろっと書かれていた「懸念物質5-HMF」をさっそく調べたということでしょうか?

5-HMFが「懸念になりうる濃度で含まれている可能性」が評価書に書かれたのが2011年3月、そこからそれを調べて結果出したのが、同年7月。だとしたら、めちゃめちゃ仕事早いね🤨

内閣府の食品安全総合情報システムは、概要のみを訳して、まとめているようです。大元のデータはドイツ語なので、私は直接読めません。そこで、Google翻訳先生をこき使って読んでみたところ、研究を開始した時期や経緯などははっきりとはわかりませんでした。

 

……で、Google翻訳先生頼りでどこまで読めるかと思いましたが、内容が実験の詳細に至ると、言語の問題以上に、化学の基礎知識がないため、ほぼ解読不能🤪 結局、わかったのは、食品安全委員会の概要はそこそこ正確だということまでだったので、結局そこをまとめてみますと……

5-HMFについては人間の健康に対して顕著なリスクはみられなかった

人がこの物質を1日で摂取すると推定される量は4〜30mg、長期の動物実験では「ここまでなら大丈夫であろう」と考えられる8〜10mg/kg体重/日(ここまでは

Google翻訳先生でなんとか分かった)……ということは50kgの人で1日4〜5gぐらいかな! 量的には確かに、素人目にも大丈夫そうに見える。(素人の私には大丈夫と考える根拠もないけど)

 

……ま、その他の実験も含めて、研究者たちは「大丈夫でしょ」判断したというのが本評価書な訳ですね。なるほど。5-HMFについてはそうなのかもしれません。

 

というわけで、次!