目指すはズボラな私でも美味しく安く、健康的な食!

食に関して調べたことの記録 等

もう一つの化学調味料

化学調味料と言えば「アミノ酸」と覚えていましたが、もう一つ「たん白加水分解物」というのも旨みを加える元だそうです。→タンパク加水分解物 - Wikipedia

気になっていたのですよ、この化学っぽい名前が。

3-MCPDは聞き覚えがあるなと思ったら、先日書いた台湾のしょう油から検出されたというやつですね。→カラメル色素(10) 台湾、2013.5 - 目指すはズボラな私でも美味しく安く、健康的な食!

発がん性の恐れがありとされている物質です。農林水産省のHPに詳細がありますが、説明としてはカラメル色素に対する説明ほぼ同じ。

「ある種のものを生成する時に発生、発がん性の疑いがあるも、現時点で普通の人間の食生活ではそこまで摂取していないから大丈夫」

こんな感じ。

なんでいきなりたんぱく質加水分解物を話題にするかというと、「化学調味料無添加」を謳うがらスープを買ったのですが、「アミノ酸」が入っていない代わりにこっちが入っていたので、調べてみた次第です。

すると、製造法により、たんぱく質加水分解物は食品添加物ではなく、食品の一種とみなされているらしい。→coopさんのサイト「たんぱく加水分解物」って何? Q&A

「発がん性」という言葉は、言葉の「強さ」という意味でホント罪ですね😞 がらスープ、美味しくいただく予定ですが、変にケチがついちゃったよ😩

ここのところの課題は、食品表示の方法を知っておかないと、買い物時に結局何を取捨選択したらいいか分からないということです。

 

カラメル色素(14)アメリカ、2014.9

アメリカについては、カリフォルニア週がやたらと厳しい規則を定めているという話題がありましたが、今度は米国食品医薬品庁(FDA)というところの発表です。これは、国レベルの機関ということですね。→アメリカ食品医薬品局 - Wikipedia

アメリカは各州ごとに法律が定められている聞いたことがあります(銃の所持についても各州で法律が異なる、とか)。そういう国の政府機関となると、どれぐらいの統制力があるのでしょうかね?

 

さて、この度の内容は「FDAがカラメル色素と4-MEIに関するQ&Aを発表」
Qをしたのが誰なのか、気になるところですが……?

Q&Aはとてもわかりやすいですが、それはこちらを参照いただければ良いので(https://www.fsc.go.jp/fsciis/foodSafetyMaterial/show/syu04110150105)、こちらにはまとめだけ記録しておきます。

  1. 4-MEIとは、ある種の食品や飲料(コーヒー豆、肉など)を普通に加熱調理したときに生成される副生成物である。カラメル色素III、IVの製造時にも微量不純物として生成されるもの
  2. 4-MEI入り食品の摂取の危険性は差し迫ってはいない
  3. 4-MEIの発がん性についての研究がラットとマウスを使って行われた。マウスについて、ヒトの推定暴露量をはるかに超えるカラメル色素IIIとIV(の濃度の4-MEI)を与えるとある種の肺腫瘍発病率が上がった(ラットの2年間試験では発がん性の結論はなし)
  4. 食品中にカラメル色素があれば、「人工着色料」の表記あり(しかし、これはカラメル色素に限らず、さらにカラメル色素内でもIやIIの可能性もある)
  5. FDAは当面、4-MEIの対策を講じる予定はない。
  6. 4-MEIを食品から除くことは不可能。(カラメル色素の製造工程での軽減努力はやっている企業も数社ある)
  7. 各国の取り組みについて。

7つのQ&Aのうち、1、2、3、7はこれまで見てきた情報と同じようなものなので、特記することはありません。それ以外について、ちょっとだけ考察。

4について。

アメリカは「人工着色料」という表記のみで「カラメル色素」とまでは書いてないんですね〜😯 日本の表記として私が見たことあるのは「着色料(カラメル)」又は「カラメル色素」。アメリカよりは細かな表示になっているということですね。

5について。

対策は当面ないそうです。はい。

6について。

4-MEIを取り除くことは不可能……。最初にWikipediaで見ましたが、生成過程の謎が解けていないようですからね。発生原因が分からないものの除去は難しいということかもしれません。でも、軽減は可能とのこと。で、その努力をしている企業「も」ある。これは、そんな努力してない企業「も」あるということでしょうね。

 

以上、アメリカの見解まとめでした。

シンプル•イズ•ザ•ベスト!

無添加シリーズ「よつ葉 パンにおいしい発酵バター

マーガリンは、もう10年以上食べていません。健康への影響を考えてというより、おいしくなくなったから。

だってねぇ、どう考えてもバターの方がおいしい。

……と、その昔母親に言ったら「そりゃそうでしょ」と一蹴されましたが😒 何でより不味いものを食べなきゃならん!

週はじめにライ麦50%の黒パンが購入できたので、これに塗るものが欲しいと思って探したのが、この発酵バター

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そういえば、このバターの存在は前から知っていたんですけど、買ったことはなかったです。なぜならそこそこ高かったから。

この度初購入。食品表示はこちら。

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生乳と食塩のみ。うーん、シンプルがやっぱ一番💕

もちろんおいしい〜🥰 (語彙力……)

無添加油揚げ!

食品表示をチェックするようになって約3ヶ月です。

最初の頃、買い物に出かけて、店で手に取るもののほとんどにカラメル色素が入っており、植物油脂が入っていました。大好きだったハム・ソーセージ・ベーコンには亜硝酸ナトリウム。甘味料も要チェック項目に挙げてしまったため、さらに選択肢が狭まります。

食べるものがないなぁと軽くショックを受けました。

そんな毎日を続けて3ヶ月になる訳ですが、気づいたことがあります。

無添加化学調味料不使用」製品は意外とたくさんある

例えば……

みすず  味付けうどんあげ

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食品表示はこちら。

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現時点でひとまず避けようと思うもの(カラメル色素、亜硝酸ナトリウム、甘味料、植物油脂)は入っていない……合格💮

これは一例ですが、ちゃんと見て買い物をすると「ある」んです。私は今まで何を見て買い物してたのか……

値段です😤

同じ製品を買うなら1円でも安く、1円でも安い日に……をモットーにーしていたのですが、そうすると自然に手を伸ばして購入するものには様々な添加物が入っているわけです。

逆に食品表示を見ると、💮するものしか買えない(買わない)ので、商品を選んでから値段を見ることになります。すると、やはり少々お高い。

ただ、買えないほど高すぎはしない。

これは、「危険な食品がたくさんある」ということを訴えてきてくれた先人たち(渡辺雄二さんをはじめとする)の努力の賜物なのかなと思うと、感謝感謝です。

 

【買わないレシピメモ】カボチャサラダ

例の健康アプリからしばしば出されるダメ出しの中の1つ。

緑黄色野菜をとってください

いや、その前に「野菜を取れ〜」としつこいくらいに言われるので、野菜を取っているつもりでした。カット野菜を……。すると、今度は「緑黄色野菜」というのです。

も〜😩 と思いつつ、ブロッコリーもカボチャも茹でなきゃ食べられないし、カボチャに至ってはカットするにも腕力が必要。最近頑張って筋トレしてはいますが、それほど好きでもない料理中に腕試しをされるのは気が進まず……。緑黄色野菜は、何となく自分で調理するのを敬遠する野菜でした。好きなんですがね。

で、やっぱりクックパッド先生。

レンジで簡単☆カボチャのマヨネーズサラダ by まーすけキッチン 【クックパッド】 簡単おいしいみんなのレシピが319万品

つくれぽの件数が多いのが、決め手です😝 (2019.11.27現在151件)

 

材料:

カボチャ 1/4

マヨネーズ 大5

塩コショウ 少々

  1. スプーンで種を取る
  2. 軽くラップして、楊枝で数カ所穴を開けてレンジで3分
  3. それから一口大に切り、再びふわりとラップ。レンジで3分
  4. マヨネーズ、塩コショウで味付け

 

え、こんなの見なくてもできるだろうって?

そんなことを言う人は、料理が苦手、または嫌いな人の気持ちがカケラも分かっていないだけ🤨 レンジの時間も分からないのです! そして、様子見ながらチンを加えていくのが面倒なのです!😤 悪いか⁉️ とか言いながら、塩コショウは加えないというレシピ破りをするのですが。塩分控え中なのです……。マヨネーズだけで十分美味しくいただけます。(マヨネーズは、松田のマヨネーズ辛口を使用)

このレシピのありがたいのは、腕力を必要としないこと💕

 

ただ、レンジもあまりよくないと言いますよね。蒸し野菜がよいというのもよく聞くので、蒸し料理にチャレンジしたいのですが、蒸し器がないのでしばらくはこのレシピにお世話になります😄

【買わないレシピメモ】柔らか〜い茹でささみ

とにもかくにもタンパク質

これでまで通ったジムやエステサロンで繰り返し言われました。

ジムでは「タンパク質が筋肉を作ります」

エステサロンでは「タンパク質が筋肉を作ります、筋肉が脂肪を燃焼してくれます」

すみません、私、多分すごーくめんどくさそうな顔をして、これらのアドバイスを聞いていたと思います……。

だって、栄養学の「え」の字も知らず、生物学・化学の知識もなく、運動も何もしない罪悪感からジムに通っていたわけなので、タンパク質がどーしたってんだ⁉️ という気持ちで聞いていました。

すると若いエステティシャンが「コンビニのサラダチキンでいいんですよ」と教えてくれました。

サラダチキンかぁ。あれは美味しそうだ。

……と思った私は、サラダチキンを買って食べるようになりました。

鶏肉大好きな私は、これでとてもいいことをしている気分でした。

で、去年。

恥ずかしい話しなのですが、ある日、ちょっとコンビニへ急いで買い物……と小走りした瞬間に、つまづき、転び、骨にヒビが入ってしまいました😖

運動はやっているつもりでしたが、小走りの足が上がり切っていなかったんでしょうねぇ……。あの小走りを思い出すだけでも悔しいのですが、もっとふり返ると、私は転ばないまででも、よくつまづく人でした。(です。)

老いを感じ、老いは誰にでも平等にやって来ると思いつつも、ジッとしちゃ負けです。筋肉は自分で動かさなきゃ、他の人が代わりに鍛えてくれることはできません。そして、いずれ他の人の筋肉に頼らなくてはならないなんてこと、ごめんだー😱

で、サラダチキンを強化していたのですが、食品表示を見るようになってから、すっかり手を引いてしまいました😖 アミノ酸はもちろんのこと、発色剤まで入ってるんだー😭

というわけで、ここのところタンパク質の摂取元を探していたのですが、やはり鶏肉はなかなかでかした奴らしい。

そこで、タンパク質の固まりとも言われる「ささみ」に着目。

最初は自分なりに茹でて、食べていたのですが、あまりのパサパサ具合に挫けそうになりました。

サラダチキンのようにできないかと探した結果、クックパッド先生が教えてくださいました。

しっとり柔らか鶏ささみの茹で方◆ヘルシー by ☆りっか★ 【クックパッド】 簡単おいしいみんなのレシピが319万品

こちらのレシピには7〜10分待つとありますが、私は必ず10分置いています。

出来上がりが、ふわっふわでしっとり柔らかいこと!!!

そのままサラダに付け合わせてもよし(今は、松田のマヨネーズで美味しく頂いてます)、炒め物のちょい足しにもよし。まとめて買って、作って、使うときにほぐして使っています。

オススメですよ〜🥰

 

《自分用メモ》

ささみ

(塩)←健康アプリに塩分取り過ぎを指摘されているので、私はいれていません

 

  1. お湯を沸かす
  2. 火を止める
  3. ささみを入れて蓋をする
  4. 10分待つ

以上!

カラメル色素(13)欧州連合、2014.5

ビールネタ来た♪───O(≧∇≦)O────♪

いや、喜んでる場合じゃないか。

実は今回いろいろ調べてみて、ビールにカラメル色素が使われているということを知り、私は驚きと共に、軽いショックを受けておりました。なので、ビールネタに少し興奮してしまいました。しかも、この度の記事は食品安全委員会のデータベース2記事分で、情報が盛りだくさんです。

さて、どれどれ。

***

一言で言うと、欧州連合は「ビール及び麦芽飲料におけるカラメル色素の使用基準を変更するべく画策している」ということですね。具体的には該当規則を改正した、と。

データベース情報をまとめると次の通り。

  1. カラメル色素は、現在使用が認可されており、一日摂取許容量(ADI)は1987年、1990年、1996年に設定したものである。
  2. 2011年EFSAは、カラメル色素I、III、IVは、子供も大人も推定暴露量がADIを超えると結論づけたが、2012年にはカラメル色素暴露量を再評価、全体的に思っていたよりもカラメル色素の暴露量は低いと結論づけた。しかし、大人のカラメル色素の有力な摂取元がビールなので、ビールについては使用基準を厳しくしなければならない(最大使用基準値を設定したほうが良い)。
  3. 着色料の最大使用基準値は、調製着色料に含まれている色素の量に適用されるが、食品中のカラメル色素を同定するのは、化学組成の複雑性及び限られた知見のために困難。そのため、分析測定が可能なTHIの濃度が、カラメル色素IIIの単独ADIの設定において用いられた。
  4. 2013年6月、麦芽飲料におけるカラメル色素の使用の認可を求める申請書が提出された。
  5. ビールは、EU法令に定義なく、各加盟国ごとにより定義が異なる。つまり、ある国ではビールだが、ある国では麦芽飲料になる。麦芽飲料にカラメル色素を使用する「科学技術的な必要性」がありながら、カラメル色素の使用はビールのみに認可されていて、当該製品がEU内を自由に流通できなくなっている。
  6. 麦芽飲料の特徴は、(1)最終製品に麦芽が含まれていないこと、(2)ビールと類似した製造法及び食品添加物の必要性。製造にあたり、「視覚的な魅力」を与えるため、カラメル色素が必要。
  7. 麦芽飲料は「ニッチ製品」であるため、麦芽飲料でカラメル色素を使ったとしても、カラメル色素の総暴露量に大きな影響を与えないと思われる。
  8. これまではカラメル色素の使用対象食品をビールに制限し、最大使用基準値を必要量としていたが、改正後は、カラメル色素I、II、IVが使える対象をビール及び麦芽飲料に拡大し、最大使用基準値を必要量とすることになった。カラメル色素IIIは最大使用基準値を6,000mg/Lと設定した。

 

私の中でゴッチャになってきたので、ちょっと整理。

  • 一日摂取許容量(ADI)とは「認知できる健康上のリスクなしに生涯にわたって毎日摂取可能な食品添加物の量を体重比で表わした JECFA による推定値」
  • 使用最大基準値とは「コーデックス委員会において、ある食品又は食品分類において機能的に有効であると判断され、かつ安全であると合意された 添加物の最大濃度をいう。一般に、添加物mg/食品kg で表される」

ADIは医学生物学的な数字で、使用最大基準値は社会的な数字ということですかね。

すでに何回か出てきましたが、カラメル色素のADIはこんな感じ。

グループADI…300mg/kg体重/日

カラメル色素IIIの単独ADI…100mg/kg体重/日(に設定)

カラメル色素IIIについては超える可能性があるが、全体的にそんなにカラメル色素の暴露量は多くないよ……と言いたげな情報ばかり。

で、ビールについては、使用最大基準値(カラメルIII)を6000mg/Lにしたってなってますが、なんか多くないの、これ? どういうこと? 私、飲み会があればビールを1リットル飲むのなんて普通のことなのですが(毎日ではないよ🤤)、そうすると最大6000mgのカラメル色素IIIを摂取するかもしれないってこと? 一日の摂取量は、例えば体重50kgとして、100mg✖️50kg=5000mg/日。超えてるんじゃないですか?  あるいは、生涯摂取し続けても最終値が超えてなければいいってこと?

うーん、ひとまず私はカラメル色素が入ってるビールまがいのものは金輪際飲まないことにするわ🥵